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  • 紅白歌合戦に“復活組”が多数出場なんだって。

    紅白歌合戦に“復活組”が多数出場なんだって。

    「第76回NHK紅白歌合戦」の出場者発表会見が14日、行われました。注目を集めているのが岩崎宏美さん、久保田利伸さん、「TUBE」など久々に出場する“復活組”の存在です。今年は昭和100年、放送100年、戦後80年という節目の年で、今年の紅白のテーマも「つなぐ、つながる、大みそか。」。これまでを振り返るにはピッタリというベースもありますが、懐かしの名曲が多々選ばれる今のエンタメの実情とは。みんなが口ずさめるヒット曲がない。近年、言われているエンタメ界の構造的問題です。

    2012年の流行語大賞に選ばれた「ワイルドだろ~」のように、忘年会でこぞってオッチャンがスギちゃんを模した格好でおふざけをする。そんな流れもなくなりました。それくらい、その年を代表するヒットギャグもないということです。

    エンタメの細分化が進み、それぞれが好きなものをスマートフォンで追い続ける。1980年代のように、お茶の間のテレビを家族全員が見て、おじいさんからお孫さんまで「ルビーの指環」が歌える。そんな時代ではなくなりました。

    さらには同じ20代でも興味の方向性に大きなバラつきがある。「今年を代表する曲」を提示するのが紅白歌合戦ですが、その最大公約数がどんどん小さくなっています。

    今の時代に大きな最大公約数を創出しようとすると「みんなが同じものを見ていた時代」から持ってくるしかない。それが復活組の皆さんの曲です。

    岩崎宏美さんは88年、久保田利伸さんは90年、「TUBE」は98年以来の出場。テレビにもしっかりと勢いがあり、ヒット曲が多々生まれていた時代です。紅白の“うま味成分”はタイムトラベルの妙にシフトしているのかもしれません。(ヤフーニュースより)

    【紅白】昨年話題“復活組” 今年は堺正章、TUBE、岩崎宏美、ORANGE RANGE…

    なるほど。

    確かに『今の時代に大きな最大公約数を創出しようとすると「みんなが同じものを見ていた時代」から持ってくるしかない。』でしょう。

    現代は、同年代=同じ文化圏”ではない社会です。K-POP、アニソン、TikTokなど視聴者の興味が多様化しすぎています。

    だから、当時みんなが見ていた誰でも知っている復活組を起用して視聴率を稼ぐ…

    ただ私はそうとは限らないと思います。

    紅白が求めているのは、「世代間の会話が生まれる音楽」なのだと思います。紅白が“復活組”を重視するのは、音楽を通じて世代がつながる瞬間を作るための、最もリアルな手段なのではないでしょうか。

    私たちの暮らしはネットの普及や少子化問題・核家族化が進み、コミュニケーションが分断された世の中になっています。

    そんな時代だからこそ、
    共通の思い出を共有できる“場”が必要なのだと思います。

    紅白歌合戦がその役割を担っている。
    私はそう感じます。